仮面ライダー映像作品

【ネタバレあり】仮面ライダー令和ザ・ファーストジェネレーションの感想|親の立場で観ると泣ける

こんにちは、タカハシシです。

2019年12月21日に公開された仮面ライダー令和ザ・ファーストジェネレーションを観てきました!

わたしは公開2日目に行ったのですが、とにかく大混雑でしたね・・・。

肝心の映画はというと、個人的には次の4つがポイントでした。

  • 親の立場で観ると泣ける親子の物語
  • 魔王ソウゴかっこいい
  • イズの「感情」
  • フィーニス(タイムジャッカー)とはなんだったのか

この記事にはネタバレが含まれますので、映画の内容を知りたくない場合は読み進めないでください。

それでは紹介していきます。

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親の立場で観ると泣ける親子の物語

メインで描写されていたのは主人公・飛電或人と、或人が父と呼んでいるヒューマギア「飛電其雄」との親子の物話。

なぜ飛電其雄が仮面ライダーⅠ型になったのか。

なぜ飛電ゼロワンドライバーが出来たのか。

その理由は、飛電其雄が「人間とヒューマギアがともに笑える世界を創る」ことを願ったため。

或人の願いを真に叶えようとしていたんですね。

事実、暴走する仲間を止めるために、仮面ライダーⅠ型が戦っていた描写が描かれています。

しかし、その願いを誤認していた「秘書ヒューマギア・ウィル」と、ゼロワン本編で明かされた「アーク」の内部プログラムによってヒューマギアの暴走が加速。

最後までアークを止めるために戦い続けた其雄の姿はかっこよかったですね。

そしてヒューマギアだらけの株主総会で出てきた其雄。

過去の延長線上を生きるのではない、と身体を張って或人の道を導いた姿は、父親そのもののような描写でした。

人と機械という異なる存在でありながら、真の親子の姿が映し出されていましたね。

泣けてきます・・・。

魔王ソウゴかっこいい|映画はTVルート最終話以降の話か

ジオウの世界から見れば、本作はTVルート最終話以降の話だと考えられます。

その理由は、次の3つの事柄から。

  • ソウゴ・ゲイツ・ツクヨミ全員が仮面ライダーの世界の記憶を失っている
  • ウォズの台詞に「わが魔王のなしたことが元の木阿弥に・・・」というニュアンスの言葉があった
  • 「また仮面ライダーの歴史が一つにまとまろうとしている」描写があった

その後、歴史が一つにまとまろうとしたがゆえ?にライドウォッチ・記憶ともに復活したわけです。

となると、一度はオーマジオウになったソウゴがすべての記憶を取り戻したのか・・・?という憶測が出てくるわけです。

映画Over Quartzerではエンディングは全く違う描写でしたからね。

今作でのソウゴの言動は、かのディケイドにも似たクールな雰囲気が漂っていて、かなりカッコよかったんです。

あの立ち居振る舞いは、それこそ「王(魔王)」としての振る舞いなのかな、と。

そして、ゼロワンとジオウが戦うラストシーンの細かい描写が無く、Twitter上でも「よくわからない」という声が。

これに関しては勝手な憶測でしかありませんが、次のようなシナリオになったのではないかな?と考えてしまいました。

  1. 「(真の意味で世界をもとに戻すなら)記憶は残しちゃいけない」、という論理から、ジオウが或人の記憶を消そうとする。
  2. とはいえ、ただそのまま記憶を消すのもなんだから、仮面ライダーとしての資質(?)を見極めるためにゼロワンと戦って確かめようとする。
  3. 戦いの中でジオウがゼロワンを次のライダーとして認めるが、結果としてジオウが勝つ。
  4. フィーニスを倒したことでソウゴに戻った「オーマジオウ」の力で再び世界をもとに戻す。

こんな流れかな?と。

勝手な憶測ですからね。(2回目)

イズの感情|ヒューマギアだけの株主総会で見えた可能性

既にテレビ本編でもシンギュラリティに達しつつある描写が見受けられるイズ。

今作ではもはや感情は存在しているようにしか見えません。

ヒューマギアだけの株主総会でのイズの言動は、もはや人間の感情そのもの。

あのシーンを見せられたらもう・・・。

涙腺崩壊ですよ。

フィーニス(タイムジャッカー)とはなんだったのか|パラレル説?アナザーゼロワン?

結局、フィーニスとはなんだったのか、はわかりませんでした。

「終焉、終わり」を意味するラテン語の「finis」が語源と思われます。

それにしても、こうしたタイムジャッカーの介入が繰り返されると、タイムジャッカーの存在自体は消えないのか・・・?

さらに言えば、今回アナザーゼロワンのライドウォッチもウィルにブランクライドウォッチを渡した途端、自然発生的に完成。

例えば、アナザージオウライドウォッチはスウォルツが「作った」とされていますが、今回のアナザーゼロワンライドウォッチは「生まれた」描写がなされています・・・。

同じライダーが同時に存在する場合、アナザーウォッチはなにがしかの方法で作られる必要があるのでは?

正確にはゼロワン誕生前の時代、かつ或人はその時001に変身していたから、同時に存在していたわけでもない・・・?

じゃあなぜウィルに手渡しただけで出来上がった・・・?

考えれば考えるほど謎は深まってしまうので、考えない方が良いのかも?笑

おわりに

謎はありつつも、とても面白い映画でした。

大枠ではジオウの世界観、その中の一つとしてゼロワンの世界が存在する、という感じでしょうか。

片方の作品だけ観た人よりも、どちらも観た人にとってより楽しめる内容になっています。

映画を機に、過去の法曹界を作品を見返すのもいいかもしれませんよ。

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